Yb:CaF2 – レーザー結晶 – 利得媒体 – カスタマイズ製品
Yb:CaF 2 は、 CaF 2に Yb をドープして形成された新しいレーザー結晶です。主な発光ピークは 1033 nm と 1050 nm で報告されており、発光線幅は 70 nm です。
アップコンバージョン、励起状態の吸収、濃度消光などの望ましくない損失遷移がないため、次のような特性があります。
低量子欠陥
比較的長い蛍光寿命
高い熱伝導率
広い発光線幅
イッテルビウムがドープされたCaF2は、光−光変換効率が高い高出力ダイオード励起システムおよびレーザ増幅器に好ましく利用される。ダイオード励起フェムト秒 (fs) レーザーと増幅器は、重要な潜在的アプリケーションの 1 つです。
さらに、現在の観点からすると、Yb:CaF 2の結晶成長技術は拡張性があり、優れた光学品質の材料の生産が可能になることが期待されています。
Yb:CaF2 結晶の特徴:
カーレンズモードロック発振器
Yb: CaF 2 薄ディスクレーザー
ダイオード励起 Yb: CaF 2 アンプ
材質仕様
物理的及び化学的性質
注記:
10,000円は内金であり、商品の最終価格ではございません。 必要な場合は価格をお問い合わせください。
材質仕様
配向性(atm%) | 0.5モル%~30モル% |
オリエンテーション | [111] または [100] < ±0.5° |
方向許容差 | < 0.5° |
並列処理 | 10 〞 |
垂直性 | 15° |
表面仕上げ | 10-5(MIL-O-13830A) |
波面の歪み | <λ/8 @632 nm |
表面粗さ | <λ/8 @632 nm |
クリアアパーチャ | >90% |
面取り | <0.1×45° |
厚さ・直径の許容差 | ±0.05mm |
最大サイズ | 2*2-15*15mm×20mm |
熱衝撃パラメータ | 800W/分 |
コーティング | AR≤ 0.2% @1030nm |
物理的及び化学的性質
結晶構造 | キューブ |
格子定数 | 5.462Å |
密度 | 3.18g/ cm3 |
融点 | 1418℃ |
熱伝導率/(W・m -1・K -1 @ 25℃) | 9.71 |
比熱容量/(J・g -1・K -1) | 0.8876 |
熱光学係数(dn / dT) | −11.3 |
熱膨張率 /(10 -6・K -1 @ 25℃) | 19 |
モース硬度 | 4 |
ヤング率/GPa | 146 |
引張強さ/GPa | 2 |
光学特性とスペクトル特性
レーザートランジション | 2F5 / 2 → 2F7 / 2 |
レーザー波長 | 1033/1050 |
光学密度 | 0.1~0.8 |
吸収係数 | 1.0cm -1 ~7cm -1 |
ポンプ波長 | 980nm |
放出状態の吸収断面積 | 2.2 × 10-20cm2 _ |
基底状態の吸収断面積 | 0.8× 10 -20cm 2 |
蛍光寿命 | 2.4ミリ秒 |
送信帯域幅 | 70nm |
屈折率@1.064μm | 1.2996 |
熱光学係数(10 −6 K −1) | -3.7 |
伝染 ; 感染 | 10%~90% |
ダメージ閾値 | > 500MW/cm 2 |
標準品
材料 | 直径,mm | コーティング |
Yb(5%): CaF2 | 直径5 | AR≤ 0.2% @1030+940nm |
3×3 | ||
6×6 | ||
Yb(3%): CaF2 | 直径5 | |
3×3 | ||
6×6 |